12.21 過ぎたことを後悔したり、相手がどう思っているか考えたりするのはもうやめよう。考えることは、今何をすべきかだけでいい。
君たちはどう生きるか(漫画版)を読了しました。
「変えられないことを、考えるのをやめれば
余計な感情に足をとられない。」
という、おじさんの言葉が、心に沁みました。
今年に入り病気になり、職場を休んでもうすぐ1年となります。治療に専念することができたおかげで、病状も快方に向かっています。
病状が安定しないときは、生きることを考えるのに精一杯で、職場に復帰することについては、少し雲の向こうのような気がしていました。
幸いなことに、職場復帰が視野に入ってくると、もちろん嬉しい気持ちも湧きましたが、正直最近は不安な気持ちの方が強く、重圧に心が疲れきっていました。
それは、自分が休んでしまい職場の人にに迷惑をかけてしまったことももちろんそうですが、休んでしまったがために明るみになったであろう、いい加減は仕事ぶりに対して、同じ部署の人や関係者がどう思っているか、に対してです。
あれこれ思考を巡らせては、答えなんて出るはずがないので、ただただ心がすり減ってしまう。そんなことを繰り返していました。
でも、上にあげたコペル君に対するおじさんの言葉から、
「自分がしてしまったことをいくら思い返しても、相手がどう思っているかいくら考えたって何も変わらない。」
「だから、考えることをやめるんだ。」
「そうすると、どうすればいいのか分かるはずだ。」
コペル君に、自分を重ねる。
おじさん。ありがとう。