2.11 嬉しい涙サプライズ
義理の弟の結婚式があった。
義理の弟は、2つ下なのだけれども、家族想いの優しく前向きないいやつだ。それでいて、頼り甲斐があって信頼できる男だ。
数年前、不出来な義理の兄にミラクル素敵な弟が弟ができた。一人っ子の自分にとってみたらそれは嬉しくてたまらないことだったが、同時に、義理の兄としてちゃんとやっていけるだろうか、という不安も生まれた。
妻の実家に行った時くらいにしか会わなかったが、会うといつも感じよく接してくれて嬉しかったのを覚えている。
「お兄さん」として接してくれる。
大きな病気になり入院して、絶望の真っ只中にいた時には、遠い病院にまで来て、励ましの言葉をくれた。
結婚が決まった後、家に招いてくれ、伴侶を紹介してくれた。
結婚式には、本当にたくさんの人が集まり、彼の幸せを祝っていた。そのうちの1人になれたことを心から嬉しく思う。
紋付き袴にに包まれた新郎は、とても凛々しかった。
披露宴。
新郎が中座する時にサプライズで、他の兄弟とともに指名をしてくれた。
ただただ驚いたが、本当に本当に嬉しかった。
感動的な結婚式だった。
僕には兄弟がいない。
だけど、義理の兄弟はでした。
僕は、
義理の兄弟たちに恥じない人間でありたい。
It was a very very happy day, today.